第3回公演「白血病兄弟」 of 演劇レーベルBo-tanz舞台記録ページ

作・演出:関根和夫

出演:中嶋みゆき・小杉佳子・野元良子・阿久沢妙子・丸岡ひろみ

高橋彰規・飯田幸司・種滋比古・三浦雅志・川上琢史・矢作勝義

日程:1991年12月20日〜23日

会場:新宿 スペースDEN

今度は女子高演劇だ!

自由です。今さらながら「自由になりたい」と思います。今年26です、でもまだ考えます。

例えば、宝くじで一億円当てたとすると、普通それは貯金しますよね。家を買う?マンションですか?収入に不相応なものを買うと固定資産税が払えなくなります。そうでなくとも今買うと損しそうだし・・・だから貯金です、それしかありません、とりあえずは。なぜでしょう? どこにもガンジガラメにしているものはないのに、それしかないんです。するとそれは呪いとかタタリとかそういうものですか?・・・生(ナマ)じゃないと感じます。我々の人生は加工食品みたいだ。ああ、生が欲しい。いや、ビールじゃなくてね・・・・

だから女子高演劇なんです。

なんでしょう? 私の言っていることわかりませんか? (←ここは強く訴えかけるような調子で読んで下さい)・・・・わからないよね。

物語は、ある高校の演劇部の部室から始まる。主人公の女子高生達は、そんな加工された「生(セイ)」にあきたらず、生の「生」が欲しくて、自分達が白血病であと半年の命だという屈折したゲームを演ずることにより、「生」の実感を得ようとする。

だから女子高がんばります、少々トウがたっていようが、すねげが生えていようが女子高生なんです。ふざけてるって?ふざけてます。そうやってすりぬけるんです。真正面からぶつかったら負けますから。虚構はそのための媒介になれると信じています。

やっぱりわからないって?

あ〜あ、じや見てください。

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チラシ表画像チラシ表
チラシ裏画像チラシ裏

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