作:花田智
演出:矢作勝義
出演:高橋彰規、川上琢史、花田智、関根和夫、小島大祐、
鈴木サエ子、種滋比古、大野正雄(劇団時計)
日程:1993年6月24日〜27日
会場:学芸大学 千本桜ホール
解散した過激派特捜班、通称マル過の斉藤は、ある日上層部に呼び出された。そこで彼は、紛失したプルトニウムの行方を探すという隠密の司令を受けた。
その捜査を行っている最中、日本中を震え上がらせる連続爆弾テロ事件が勃発した。テロ集団は、都内を縦横無尽に走っている地下坑道内を走り回り、破壊活動を行っていた。
そんな時、零細企業(有)三崎興業の四人は、そんなことが起こっているなどとはつゆ知らず、坑道に開いた穴の補修工事を行っていた。
そんな彼等とテロリスト集団が地下坑道内で遭遇した。
三崎興業の彼等の運命は如何に。そしてテロリスト集団と紛失したプルトニウムの関係は。マル過の斉藤はこの事件をどう解決するのか。そして新たに斉藤の相棒となった秘密兵器と呼ばれる男は一体何者なのか。
大都市におけるテロ事件の危険性を描き、日本社会の盲点に警告を発した問題作。